hakolove2の日記

アラフォー独女の悪あがき

接客の塩梅

先日、GINZA SIXの地下2階にある紅茶屋さんへ行ってきました。

 

昔働いたことのあるカフェで出していた紅茶で、香りがとても高くて、良い紅茶だなと思っていました。

 

前は大手町に店舗があったけど既に閉店しているそうで、比較的行きやすい銀座に店舗があると知って機会を狙っていました。祖母がアールグレイの紅茶が大好きで、年末のお土産はいつもアールグレイティーバッグなんです。なので、「ちょうどいい!」と思ったのですが・・・ちょっとイメージしてた商品と違ったので止めました。自分に1個だけ単品のティーバッグを買って、祖母には別のお店で買うことにしました。

 

ところで、テイクアウトのミルクティーが売っていたので買ってみました。

コーヒーは全国どこでもあるけど、日本茶や紅茶のテイクアウトってなかなかないですよね。カフェで働いていた頃にとても人気だった「エデンローズ」という紅茶を使ったミルクティーを飲めるということで、オーダーします。

 

提供までに5分くらいかかるということで、待っている間に店内をサクっと回ってきますと伝えたら、レジの方にすごい剣幕で、「出来たてを提供したいので!(ダメです)」と言われました。出来て1分でも過ぎてしまってから渡して、香りが変わるのは絶対に避けなくてはならない!!という感じです。

 

そして、「時間が経ってぬるくなってからの受け取りになっても淹れ直しはできません。」とのこと。正直「はぁ・・・」って感じでした。

 

ちゃんとしたお店(そう思っています)は、茶葉から抽出すると思っているから、紅茶の抽出に時間がかかるのは理解しているし、狭い、同じフロアをぐるーっと一周して、欲しいものがないか手ぶらなうちに目星をつけたいだけなんだけど、まるで10分以上戻ってこない前提で話されて、なんか嫌でした。

 

「淹れたてを提供したいので、近くにいていただけますか?」とか、

「今から淹れるので、お時間経ってから取りに戻られた場合、淹れ直しができませんがよろしいですか?」とか言えばよくないですか?

 

淹れたてから1分しか経過せずに味や風味が落ちるような紅茶を提供しているわけではないでしょう。お茶に対しても客に対しても失礼な対応だなぁと思ってしまいました。

 

でも、その店員さんをほんの少し弁護するならば、淹れたてのアッツアツじゃないと嫌な人も世の中にはいるようです。先日知人と話していたら、「珈琲屋さんでアッツアツじゃないコーヒーを出されたら作り直してもらう!」との発言があり、驚きました。

 

もし、オーダーした時に「熱々でお願いします」と言ってぬるかったら文句の言いようもあるけど、お願いを忘れたのに熱々じゃないと作り直してもらうとか、なぞでしかない。ただのクレーマーじゃんと思った次第です・・・。

 

今日の「1周周って~」はそんな意味合いは一切なかったんだけどな。クレーム予防なのか、商品が好きすぎて「良い」の押し付けなのか・・・。

 

接客の塩梅って難しいですね。

 

このお店は来年1月にGINZA SIXからは撤退し、清澄白河に新店舗を構えるそうです。

ん-。大手町よりさらに行かない・・・。

 

海外旅行に自由に行けるようになったら、パリのお店に行ってみようかな。ほんと、紅茶は美味しいんです。とても。