hakolove2の日記

アラフォー独女の悪あがき

私がiDeCoを始め、続けている理由。

少しずつ周りでもiDeCoを始める人が増えているように思いますが、それでもかなり限定的だとも感じます。

 

私は、新卒で入社した会社で3年目に、企業型確定拠出年金に強制的に加入させられました。ブリーフィングルームに集められて、金融機関の方の説明を聞き、掛け金の配分だけ決めさせられます。ほんと、やらされてる感しかなかったですし、説明を聞いてもさっぱり意味が分からず、ほとんどの人が運用も適当だったと思います。

 

そういう状態ではあったけれど、自分でエライな、と思うのは、退職後も掛け金を受け取らず、個人型の確定拠出年金として継続したことです。65歳までおろすことが出来ないのは理解した上で、貯金代わりに積み立てることにしました。でも、イマイチよくわかっていなかったので、金融機関は最初の会社で加入した企業を引き継ぎました。これは、正直良くなかった。

 

というのも、この頃は確定拠出年金が制度として歴史が浅く、401kと呼ばれていた頃で、今のように手数料が安いとか、商品が多数とか、iDeCoに関する情報が世の中に溢れていませんでした。

 

そのため、転職先の総務に個人型401kへの加入手続きをお願いした時も、当制度に加入している人は数人しかいないと言われました。この時は年収がかなり少なく、5,000円から始めました。毎年、ほんの少しずつ月額のお給料が上がったら、無理のない程度に掛け金を増やしていきました。そんなギリギリのところで捻出した掛け金ですが、いかんせん手数料の高い金融機関、商品で運用していたので、利益が出ても手数料がその利益を上回ってマイナスになっていました。

 

それからまたまた転職をして、iDeCoと名称を変え、知名度もだいぶ上がってきた現在、300人規模の弊社でiDeCoに加入しているのは、やはり数名です。たぶん10人もいないんじゃないかな。それでも、同じ部署の方々が、私の入社後にiDeCoに加入しました。

 

どうやら気にはなっていたみたいで、私が申込用紙の記入を依頼したのが背中を押したようです。このタイミングで私も金融機関を変更しました。金融機関を変更するまで実に10年くらいかかったので、かなりもったいないことをしたとは思いますが、その分掛け金も少なかったので、いい勉強をしたと考えることにしました。

 

今は、掛け金を満額の23,000円にし、手数料もかなり抑えて利益が出ています。

 

収入が少なくて、iDeCoの加入に悩んでいる方に、是非お伝えしたいのは、掛け金は5,000円から可能であることと、掛け金は所得控除の対象なので、年末調整で払い過ぎた分の所得税が返ってきます。私は掛け金を増やすごとに、返金額?が増えて喜んでいます。

 

でも、あくまでも投資です。投資に絶対はありません。絶対にお得だとか、絶対に増えるとか、絶対と言う表現をする方から話を聞く時には、一歩距離を置いて、よく考えてください。

 

私のように、預ける金融機関によってはマイナスにもなります。掛け始めるタイミングによってもマイナスになる可能性はあります。ご自身でよく考えてくださいね(*^^*)