hakolove2の日記

アラフォー独女の悪あがき

映画「ホテルムンバイ」を観て。

先日、「天気の子」を観ていたらこの「ホテルムンバイ」を思い出して、アマプラで買って観ました。

 

2019年末に搭乗した機内でどちらの映画も見ました。記憶に残っているのはホテルムンバイ。天気の子は、見たことさえ覚えてない程度。そんなに記憶に残っているホテルムンバイが気になったのでした。

 

この映画は、2008年にインド・ムンバイで実際に起きた同時多発テロ事件を基に作られています。

 

首謀者はイスラム過激派の〇〇と「言われている」とあり、見解が識者によって分かれているそうです。イスラム過激派・・・。イスラム教徒は世界一穏やかだと、イスラム教徒のモロッコ人から聞きました。きっと、大半の方はそうなんだと思います。でも、一部の過激派があまりに過激すぎて、誤解が生じかねない状況がなんとも・・・。

 

タージマハルホテルの従業員の勇敢な姿は感動するしとても真似できるものじゃないです。尊敬に値するし、でも彼らと同じように行動できなかったとしても責められるものでもない。かといって、従業員の誘導はある意味みんなの統率を取るためには必要で・・・あー、難しいです。

 

宿泊客等の動揺や錯乱も理解できます。1分前まで煌びやかなホテルで幸せな時間を過ごしていたのに、突然目の前に死の恐怖が差し迫った時に、自分がどういう行動に出るかなんて想像できません。

 

ジハードを掲げて突撃する少年たちの貧困と精神支配は理解できませんが、それくらい極限状態にある人が、この世界のどこかにはいるという事実を、この映画では教えてくれます。貧しい家族を守るため、お金をくれると言った指導者を純粋に信じ、まるで昔の特攻隊のようにテロを起こし、死んでいく。ほんと、なんだかなーって感じです。お金だって、家族ももらってないでしょ。きっと。

 

なんだかなー。

 

テロリストのそんな一生なんて嫌だし、テロとか何かしらの事件に遭遇することなく生涯を終えたいけど、嫌なことを目にすることなく人生を終えるって、意外と奇跡なのかな。

なんて思ったり。

 

そんな感じの映画です。

結果、天気の子や君の名はにはお金払わないけど、このホテルムンバイはお金を払ってでも見たいと思う。でした。