先日佐賀県に行ってきました。
47都道府県チャレンジも、これで残すところ3県となりました✨
佐賀観光については改めて報告することにして、今回は「反射炉」のことを少し・・・。
静岡県伊豆の国市に、大学の合宿で行った際に「韮山反射炉」見学したのが私の反射炉デビューです。でも、何も覚えていないのです・・・。
理由は、当時は興味がなかったからかと。
ではなぜ反射炉の話をしているかというと、2019年に『鉄腕ダッシュ』のDASH島で反射炉を造りました。それを見て、反射炉と言う存在を知り(知識として)、理解しました。
鹿児島の仙巌園で反射炉の跡を見て、実質的にはこれが私の初反射炉。
先日の佐賀旅で、佐賀城のボランティアの方から反射炉について学びました。
国内で一番最初にできた反射炉は、実は佐賀市の「築地反射炉」で、佐賀藩10代藩主鍋島直正の命によるもの。長崎に外国人が入るようになり、許可なく国内に侵入しようとした船を攻撃する大砲を製造するために作りました。
この鍋島直正、島津斉彬と従兄弟関係にあり、反射炉の作り方を教えたんだそうです。それが、「集成館(仙厳園)の反射炉」。
時を同じくして江戸。江戸湾?に外国船が無許可でやってきた時に攻撃するための大砲を作るため(品川砲台)、技術支援を佐賀藩に依頼し、「韮山反射炉」を作ったというのです。
なんと・・・。
反射炉を通じて、私の中で、防衛産業の歴史が少しつながりました!!
そして、仙巌園一帯のことを指すと思っていた「明治日本の産業革命遺産産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」という世界遺産ですが、日本全国に散り散りに存在する遺産を合わせてそう呼ぶことを、佐賀城のボランティアの方に教えていただきました。
そして、来月。なんと!韮山反射炉に行けそうです。今、リクエスト中ですが、あと1人許可が出れば、見学できます。これが、大学のゼミ生で行く〇年ぶり?の合宿なのがなんとも運命を感じます。
次は反射炉自体も背景も理解した上で見学できるし、それだけ感慨深いものになるのではないかと。行ったことを覚えていないなんて先生に言えないけどw是非とも許可いただきたい!
こうやって1つ1つがつながってくると、ますます旅が面白くなります。
ほんとに楽しい(笑)
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業