気にはなっていたけど、なんとなく億劫がっていた大森貝塚に、ようやく行ってきました。
JR京浜東北線・大森駅(品川方面の改札が近い)から徒歩5分少々で行けます。近くにバス停もあったので、お住いの場所によってはバスでも行けそうです。ちなみに、大井町駅からも歩いて20分程で行けます。
私は大森駅から向かいました。まず、NTTデータの脇にある砂利道を行くと古い階段があります。その階段を下りていくと、「大森貝墟の碑」があります。大森貝塚の発掘記念碑で、大田区側の碑だそうです。品川区側にもあるようです(後ほど・・・)。


右:モース博士と大森貝塚について
碑は線路に向かって佇むように立っていました。
道を戻って、大森貝塚遺跡庭園に向かいます。
モース博士が発見した貝塚を整備した公園で、一応入園できる時間帯が決まっていました。時間になると門でも締まるのかな?早速入ってみると、びっくりするほど親子連れで賑わっていました。遺跡の中で遊ぶなんて、贅沢ですね。
住居址で、「こっちは台所で、そっちは〇〇だよ~」なんて言ってる小学生もいました。小学生が3人も入ればいっぱいになりそうな敷地でしたが、実際にそこには何人くらい暮らしていたのでしょうか?
公園の説明書きを見ると、1つの住居に5人くらいと書いてありましたが、とてもそんなには暮らせなさそうでした。そういう説明がもしかすると、公園のもう少し先にある品川歴史館にあるのかもしれませんが、現在改装中で入れません。令和6年オープン予定だそうです。残念。


右:この先は噴水があって、子供たちが大はしゃぎ!
公園をぐるっと一周してみます。奥の隅の方に、品川区側の大森貝塚碑が、これまたひっそりと線路の方を向いて佇むように立っていました。天気が良ければ、碑は気持ちよさそうです。
公園入口の方へ戻る途中、地層に埋まった貝が見れる場所がありました。いくつか実際に発掘した貝を、「優しく触ってみてください」と展示しており触ってみましたが、(多くの方が触っているため)ツルツルの貝殻でした笑
当時の貝を触れます。
他には、貝塚やそのあたりの土地の海境の変化をパネル展示?していたので結構見どころがあります。貝塚は基本的に沿岸部にあったのですね。大森も、線路のあたりは海だったのかな?そんな想像をしながら見るのも楽しかったです。
この後は大井町まで歩いてみました。
途中、古そうな鹿嶋神社なる神社に寄ってみました。しながわ百景に選ばれているようです。静かで、近所に住んでいたらふと気分転換に立ち寄りたい感じでした。
この後は大井町駅まで黙々と歩いて、アトレでお買い物して帰りました。
大森~大井町はだいたい8,000歩いくかいかないかかな?けっこういい具合に疲れましたヽ(^o^)丿