本屋さんで平積みになっていて、表紙が派手で気になった本。
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帯の言葉「大事なのは、今、生きてる人じゃない?」
私は、全く持って同感です!
昨年祖母が亡くなり、死後にかかるお金の大きさに衝撃を受けて以来、より一層この言葉を強く思うようになりました。
というのも、葬儀、火葬、納骨までは良いと思うんです。けど、納骨後は檀家になり、毎年お布施を支払わなければいけないのですよ。それって、墓仕舞いするまで永遠に死んだ人にお金を使い続けないといけないということですよね。
そうとう裕福じゃないと、必死で貯めた老後資金をお墓に割くというのは辛いよな・・・と数十年先を心配したりするのでした。
ウチはたまたま、納骨できるスペースが墓の中に残っていないことから、祖父の骨(であろう部分)を取り、祖母と一緒に共同墓地?に納骨することになりました。
そして、墓は墓守してくれている親族が墓仕舞いすることに。でも、共同墓地に納骨しても檀家にならないといけないことは変わらないんだそうで・・・。
私は、火葬場で焼き尽くして納骨なしでお願いしたいな。と思うようになりました。私の死後に誰かに金銭的負担を強いるのは嫌なので・・・。
なんてことを日々考えている私にとっては、笑って読める本でした。
ただ、非常にデリケートで、家族全員一致でないとなかなか先に進まない問題です。や、家族だけでなく、親族同士でも話し合わないと行けなかったりするから、本当に厄介で面倒な存在に感じてしまいます。
まず一旦、「こういう価値観もある」っていうことを知るためにも、どの年代も読んだら良いんじゃないかと思いました。
とはいえ、重い話ではなく、軽快で非常に読みやすくて面白い本でしたヽ(^o^)丿