母と二人で、最初から最後まで旅行するのは初めてです。
羽田空港で待ち合わせして(母は乗り継ぎ)、島根県に行ってきました。
島根県を選んだ理由
前回「観光列車あめつち」に乗った際に引いたくじ引きに「吉方:美保神社」と書いてあり、2年越しの想いをかなえに行く絶好のチャンス到来です!
意外と大変な地方から地方の移動
実家は地方なので、母は羽田空港で乗り継ぎが必要です。接続が悪いため、朝1便で東京に来ても、出雲空港に着くのは15:30過ぎ。羽田空港で待ち合わせし、無駄に国際線ターミナルまで移動してランチと散策をして時間をつぶします。
出雲大社は行きにくい
国宝で、国内でも有数の、有名な観光地(だと思っている)である出雲大社ですが、とにかくアクセスが良くないです。レンタカーや自家用車がある方は、まあおいといて・・・。
出雲空港からは1日1便、出雲大社前まで連れて行ってくれるリムジンバスがあります。1日に1便です。それ以外は、出雲市駅までリムジンバス、そこから路線バスもしくは一畑電車に乗り継いで出雲大社まで移動します。路線バスは出雲大社まで直通ですが、一畑電車は乗り継ぎが必要です。
ということで、15:50頃に出雲空港を出発し、出雲大社近くの旅館に到着したのは17:30くらいになりました。
夕食は、宿泊先?近隣の飲食店?
出雲大社や出雲大社駅周辺に飲食店はありますが、あまり多くないのと、17:00頃に閉店するお店がけっこうある印象です。宿泊先の夕食もかなり美味しそうでしたが、旅館の食事はどうしても多くなりがちなので、今回は周辺で探すことにしました。
グーグルマップで検索するとランチタイムの営業しか情報がないけど、HPを確認すると夜の予約を承っているお店を旅館の2軒隣に発見!18:00でよければ予約できるとのことで、行ってみることにしました。
出雲名物・うず煮
夕食は、出雲大社から歩いて10分弱のところにある「看雲桜(かんうんろう)」というお店です。出雲大社の国造千家家に伝わるおもてなし料理「うず煮」を食べられます。
うず煮とは、フグのお出汁を葛でとろみをつけて、ノリ、ワサビ、セリなどを添えて混ぜながら食べる、雑炊のようなもの。これがめちゃくちゃ美味しい!併せて出た刺身は新鮮だし、てんぷらも茶わん蒸しもおいしいし、量もちょうどいい(多すぎない)し、大満足の夕食となりました。
稲佐の浜へ
夕食後、日没(この日は19:25くらい)までまだ時間があったので、稲佐の浜へ行くことにしました。実は私、出雲に宿泊することが決まってからずっとこの稲佐の浜へ行きたかったのです。
出雲大社の西方1kmにある海岸で、国譲り、国引きの神話で知られる浜です。
・夕日が絶景
・旧暦10月10日に全国の八百万の神々をお迎えする浜
私は以上2点が気になって。
神様をお迎えする浜に行ってから出雲大社に参拝してみたいという密かな希望がありました。稲佐の浜から出雲大社まで、神様たちは「神迎の道」を通るようなのですが、私のリサーチ不足で、国道431号線を歩いてしまいました。日没近く、歩道がある国道で、蝉と鶯の鳴き声を聞きながらの散策はとても気持ち良く安全で、良かったですが、片道だけでも神迎の道を通ってみたかったですw
1日目はこれで終了。
宿に戻って温泉に入り、翌日早朝の出雲大社参拝に備えます。
つづく・・・。