時は1973年、アメリカでもまだ男性優位だった時代に、女性の地位向上を目指し闘ったテニスプレーヤーの、実話を基にしたスポーツドラマです。
同じ大会なのに、男女の優勝賞金の差が8倍にもなり、おかしいと声を上げる女性と、男女の試合では面白さが全く違うからと曖昧な理由で賞金の差の正当性を主張する男性。
先日「ドリームプラン」では、黒人がプロテニス選手になることの大変さを観たけれど、その一昔前は性差で揉めていたのですね。いつの時代もパイオニア的な選手がいて、時代を切り開いてくれたおかげで、今の私たちがあるのですね。
しかしアメリカでも男尊女卑ってあったのですね。ふと、イギリスは君主が女性だったことがこれまでにもあるので、イギリス人女性は男性と同等という意識が古くからあるのかな、なんて疑問に思いました。
その答えはスペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」で明治時代に「イギリスでは女性の地位向上のため、女性たちが立ち上がっている」というセリフにありました。君主は女性でも、一般社会では男性優位だったんですね。不思議です。