ヒトラーの秘書(当時22歳)が見た、敗戦までの12日間。
たった12日間を物語っているなんて思えない程、長くて悲惨な時間。
ヒトラーの生涯はいろんな映画になっているし、水木しげるさんの漫画にもなっているほど、目にする機会がある歴史的人物1人。
最期は、秘書の方のインタビューで締まります。「若さは言い訳にならない 目を見開いていれば気付けた」と言う言葉。戦争だけでなくすべてにおいて、目を見開いて、自分で調べ、考えることの大切さを改めて感じます。
若さだけでなく。「そんなの知らなかった」「〇〇ではこう言ってた」「みんながそうしている」いろんな言い訳がありますが、この映画を観ても、日本のここ数年を見ても、そんな言い訳は、ポジティブを生まないどころか、惨状の悪化だけを引き起こすものなのではないかと思います。
この映画を観ていて、ヒトラーとプーの違いは何なんだ?という疑問がわきました。プーがどんどんヒトラーに寄っていっているような気がして、怖いです。1日でも早い平和を願います。
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