hakolove2の日記

アラフォー独女の悪あがき

内館牧子著『老害の人』を読んで

本屋さんで平積みになっていて。

ものすごいインパクトのある表紙に惹かれて、図書館で借りてみました。

 

本の中にはいくつかの種類の老害が登場します。

①自分の昔話(自慢話)を永遠に繰り返す

②クレーマー

③趣味の押し付け(やらせるのではなく、褒めさせる)

④孫自慢

 

それぞれ自分の周りにあてはめてみます。

そう言えば最近あんまり①のタイプを見かけない気がします。ありがたや(笑)

 

②クレーマー

これは、年代に関わらず、いますよね。割合的に高齢者が多いのかもしれないですが、統計を見てないので言いがかりかもしれません・・・。

明らかに自分の勘違いなのに、だからこそ恥ずかしくてキレるタイプも多いですよね。救いようがありません。そして、そういう人が増えると、サービス業に就きたいと思う人も減るんでしょうね。私は、そう思った人の1人です。

 

今は経理をしています。なので、おかしなお客様に遭遇してモヤッとすることもだいぶなくなりました。それでも取引先の昭和のジジ〇が理不尽に電話の向こうでキレてたりするので、なんだかなーと思います。(電話に出たらいきなりキレている。誰が電話口に出るのかもわからないのに!)

 

父が、家族に対してクレーマー気味なので、ん-、もっと年を取ったら怖いなーと思っていて、この本を読ませたいです。

 

③趣味の押し付け

祖母がまさにこのタイプです。確かにすごいはすごいんです。80を過ぎても習い事をして、趣味で賞をもらったりするんです。確かにすごいし、尊敬もします。ただ、帰省するたびに「すごいっしょ!」って威張ってくるので、毎回途中で面倒くさくなって逃げます(笑)

でも、いくつになってもやりたいことがあったり、目標があるっていうのは素敵だし、そういう年の取り方をしたいなと。祖母は憧れの女性です。

 

④孫自慢

これは、私の年代だと孫がいないのでアレですが、子供自慢も同じだよなって感じます。妹と帰省がかぶると、永遠に娘(私にとって姪)の話を聞かされます。正直しんどいです。色々話したいんでしょうけど、割とどうでも良いというか・・・。

過去の話を永遠に聞かされるよりも、今目の前にいる姪を見て、一緒に遊んで楽しい時間を過ごしたいのですがw

 

ということは、この本は、全年代の人が読んで、自分に当てはまるところはないか、あったらどう思われているのかに気付くチャンスが詰まっているのでは??

 

それぞれがそれぞれに思うことはあって当然なので、軽い気持ちで読んでみて、議論してみるのも楽しいかもしれませんねwけんかになったりして(笑)