失礼ながら、ブライアン・ウィルソンという方を存じませんでした。ビーチボーイズというグループも。
ならなぜ観に行ったかというと、夜、一人で映画館で音楽に浸りたくて。この映画の概要も調べず、先入観なしで何か感じてこられたらと思った次第です。先月「エルヴィス」を観れなかった悔しさもありました。
で、観てきた感想です。
まず、このブライアン・ウィルソンという方は存命で御年80。現役でコンサートもこなすようなスーパースター老人(失礼かな)。
ドキュメンタリー映画で、本人が友人とドライブしながら、所縁の地を周ります。音楽を聴いたり、思い出話をしたり。時に音楽を消したり、感情がこみ上げたり。映画なんだけど、ものすごく自然体で、台本とかどうなってるんだろう?って気になっちゃいました。
薬物中毒とか、鬱とか統合失調症とか、普通に考えたら社会に戻れないような困難に陥っても、本人の強い意志で地に足着けてやりたいことをやり続けている精神力の強さと、根本にある「愛」の強さに心を打たれました。
愛。愛ってすごいんだな。
で、帰ってきてからビーチボーイズの曲を聞いています。聞いたことある曲あるな。静かに心に響く映画でした(^^)