オーストラリアに行くのは、今回が2回目でした。20年ほど前に渡豪した際両替した現金をA$90程所有していました。20年も経過すると気になるのが、
「このお金、まだ使える・・・?」
私が持っている紙幣は一代前のものでした。A$90と言えば約9,000円分ですから、使えなかったらどうしようという不安が募ります・・・(;´・ω・)
渡豪前、必死に情報収集をしていたら、古い紙幣はオーストラリア準備銀行なるところで新紙幣に交換できるらしいことがわかりました!
ということで!
朝6:30にシドニー空港到着ロビーに降り立った私は、1時間ほど時間をつぶし、電車に乗ってSt.James駅へ。シドニーのビジネス街へと繰り出します。
緊張しながらオフィスビルの受付の方に問い合わせ・・・を3軒経て、ようやくたどり着いた銀行で「OPENは9:30~」と言われ、40分待ちぼうけ。
時間になり向かった銀行の窓口で「この紙幣を新しいのに替えてほしい!」と伝えたら、まさかの「できない!」と言われて絶望するのです(;´・ω・)
と言うのも、「この紙幣はどこでも使える!」ということなのです。
えっ(;´・ω・)使える・・・(;´・ω・)
なんやねんっ!!
現金が要らない!?
シドニーは、「現金しか使えない」場所がありませんでした(私の行動範囲内ですが・・・)。逆に、「現金を使えない」場所には遭遇しました。チップの習慣もないので、現金を使う機会は無理やり作る感じでした。
スーパーには、大量のセルフレジが設置されています。現金は使えません。「Card only」です。有人レジでは現金を使えますが、有人レジは数が少ないうえに、たまに店員さんが不在です(;´Д`)
コンビニではセルフレジがないので、現金、カードどちらも普通に使えます。結局スーパーとコンビニでせっせと現金使いました。
この経験を経て
日本国内にいても、タンス預金なんかして昔の紙幣(夏目漱石とか、聖徳太子とか)が眠っている場合、それを買い物で使って受け入れてもらえるのかなって、疑問がわきました。
毎日使っている紙幣はどんどん循環して新しいものになっているので。過渡期は新旧混合で流通していても、ある一定期間を過ぎたらどうなんでしょう。
意外と、古い紙幣を持っていることもリスクだなと思った次第です。