本屋さんで平積みになっていて、興味を持って借りてみた本。
お恥ずかしながら、林真理子さんの本だと思っていたら、林芙美子さんでした。
で。時代は1930年~1936年の海外への紀行文を集めた本だそうです。
控えめに言って、非常に読みにくいです(笑)漢字の使い方が今とちょっと違う?し、慣れてない言い回しに感じるし、ま~進まないw図書館の2週間の貸出期間では足りず、久しぶりに延長しました。
とにかく台湾が好きらしく、色々書いてるんだけど、地名が読めなくてあんまり記憶に残りませんでした。ちょっと読むの諦めようかと思ったのは、この最初の台湾の話で。
でもなんとか頑張って読み進めます。
どうやら林さん、パリやロンドンで数週間暮らしたことがある様で、その様子を描いているのですが、たんたんと、日記のような、ぼそぼそ呟いているような感じに引き込まれます。なんか面白い。
樺太は、祖母が暮らしていたのもあり興味津々で読んでいますが、とにかく嫌みたいです。いまここです(読了する前に書くなよですねw)。はまってます。
旅にかかった費用を記録しているのですが、今の円に換算したらいくらになるのかが不明すぎて、その旅が安いのか、高いのか、どんなものなのか判断できません。
£(ポンド)はパウンドだし、まだ₣(フラン)です。€(ユーロ)なんてありません。日本円はまだ銭て単位があります。ビール1本40銭。はて、それは、今でいういくら?当時のビールは今と同じくらいの価値だったのでしょうか?
その辺りがもう少し実感できたら、もっと楽しく読めるのになと文句を言いながらw
90年以上前の、女性の一人旅がたくましくて、とても面白いので是非(*^^*)