何でだったか記憶がないのですが、朝、この映画をググりまして。観たことがなかったので観てみることにしました。
こちらも、なんともアメリカらしい、実話に基づいた映画です。
株の投資詐欺を堂々とやる会社とでもいうのでしょうか。
で、お金に貪欲、プール、ドラッグ、女、パーティーみたいな。
まだ株の売買が今のようにネットで簡単にできなかった時代の話ではありますが、それにしてもひどいw
こんな映画のような世界に身を置いたならば、「投資は悪」「投資は怖い」と考えるようになっても仕方がないなと思いました。
やっぱり、「絶対儲かる」とか「絶対やった方が良い」って言われることには必ず裏があると思ってかからないと。最近「NISAは絶対損しない」とか「iDeCoは絶対やった方が良い」とか、絶対やった方がお得なんだという言い方で周りの人に勧める人が多いのが気になります。
確かに、他の投資に比べたら損はしにくいのかもしれませんが、違和感を感じています。勧めることは別に悪くないけど、勧められた人は鵜吞みにせず自分で勉強して納得してやるべきよなと。別に勧める方になにかメリットがあるわけではないから、詐欺とかではなく、ただただお節介なだけではあるんですけどねw
劇中で、「このペンを売ってみろ」というシーンがあるのですが、その回答が心に残っています。大概「このペンはとても良いペンで~」って、ペンの良さをアピールします(きっと私もそうする)。そうではなく[需要と供給]をパッと思いついて、そのペンがなければ困る状態を作り出すっていうのが、衝撃でした。心の片隅に、置いておこうと思います。
そんな映画でした。