hakolove2の日記

アラフォー独女の悪あがき

2023年旅締めは、千葉県・佐原 の、続き

2024年になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

年末の旅締めの続きです。

 

佐原駅で電車に乗って向かった先は、成田駅

そう、成田山新勝寺です。「年末詣」なるものに行ってきました。年末詣、コロナ禍でちょっと流行りましたよね。混雑を避けるため、年末の空いているうちに詣でましょうと。

 

あの時は、「ほぉ」っと興味も大して抱かなかったのに、まさか数年経ってやることになるなんて!

 

佐原駅から成田駅にはJRで30分。1時間くらい乗ってたつもりでしたが、意外と30分で着いたんですね。畑の中を走る車窓から見た景色はとてものんびりしていて、車内は空いていたからゆっくり座れて、心地よかったです。

 

さて、成田駅に到着し、新勝寺に向かうとすぐに、参道で有名な「川豊」という鰻屋さんが、鰻弁当を販売していました。でも一旦うなぎに目をつぶって、「近道」と書かれた裏道をずんずん進み、参道の「川豊本店」前に来ると、テイクアウトの文字が・・・!!お店で食べる方は並んでいましたが、テイクアウトは並んでいなかったので、「これは運命だ!」と思い頼むことに。

 

まず、注文用紙に注文数と名前と電話番号を書いて、お金を払います。レシートと注文票をアタッチしたものを渡されて、この時は20分か30分(忘れた)待ちと言われたので、その間新勝寺を参拝して取りに戻ることにしました。

 

左:狛犬カッコ良い。
右:本殿

16:00前でしたが、参道、境内ともにたくさんの方がいらしてました。そして、年末詣と意気込んで行った私ですが、結局1年健康に過ごせたことのお礼しかできませんでした(´・ω・`)欲深くなれなかった(笑)

 

額堂

本殿の裏山?にある額堂は、七代目市川団十郎の像があります。そういえば、お正月?に海老蔵さんが餅まきしてるの見たことある!って思い出しまして。気付いてしまうと、色々見えてきます。往路には気付かなかった参道に、歌舞伎の絵がたくさん飾って(描いて?)ありました。なんか新年、歌舞伎観に行きたくなりました。

 

さてさて、30分程境内をうろちょろし、キレイなトイレをお借りし、日も暮れてきたので成田駅に戻ります。と、その前に、テイクアウトしていた鰻を受け取らなければ♪

16:10 まだたくさんの方が並んでいました!

テイクアウトの窓口でレシートと注文票を渡し、鰻とレシートを受け取って完了です。

往路は「近道」なる裏道を通ったので、帰路は参道を行きます。参道は最初から最後まで参拝客で混雑していました。楽しい所でしたヽ(^o^)丿

 

この後、約2時間かけて帰りましたとさ。チャンチャン。

 

2024年旅始め、どこにしようかな。

 

左:川豊のうなぎ
右:佐原・東薫酒造の日本酒「寒梅」

うなぎは、お米に沁み込んだタレがけっこう濃いめ、追いタレは、まず食べてみてからかけるか決めたら良いかもです。鰻(魚単品の感想)は、私は好みの焼き方でした。鰻と米が別々に感じちゃうくらい、鰻美味しかったー!

 

日本酒は、サラッとしていて飲みやすいです。気に入って、毎日飲んでいます(*´ω`*)

 

2023年旅締めは、千葉県・佐原 

12月中旬、少し早めの帰省をした私は、父が録画していた1本の映画を観ることになる。それは、『大河への道』。落語家・立川志の輔新作落語「大河への道 伊能忠敬物語」を映画化した作品。

 

千葉県香取市役所で、地域を盛り上がるため、伊能忠敬を題材にした大河制作を企画する。しかし、伊能忠敬は日本地図完成の3年前に亡くなっていたことが発覚する・・・。と話は続いて行きます。

 

この映画に感動した私は、伊能忠敬記念館に行ってみたくなりました。

そして調べているうちに、この記念館は、香取市佐原にあること、佐原は、「ひとり旅日和」という本を読んでからずっと心の片隅にある町であることを思い出しました。人見知りをする内気な主人公・日和が初めて1泊2日の一人旅で行った場所です。

 

しかし、調べれば調べるほど、佐原は遠い・・・潮来の近くでした。成田より先でした。その先には鹿島神宮があります。9時に家を出て、着くのは12時です。あー、遠い・・・

 

でも、ここで行かないと、ずーっと気になり続けるだろうなと思い直し、伊能忠敬記念館の年内営業最終日に足を運ぶことにいたしました!

 

9:00過ぎ 自宅を出発

11:00 成田駅 ここでようやくトイレ休憩(10分も時間がない!!)

成田駅前のバス乗り場。1か所に6路線分の乗り場。
私は2番の列に並んでバスを待つ。

バスに揺られること約1時間、中央商店街というバス停で下車。目の前に、酒蔵!!

佐原の酒蔵は2軒。こちらの馬場本店酒造と、1ブロック隣の東薫酒造。
空腹のため、東薫酒造は行けなかったけど・・・
馬場本店酒造は見学ができるということで、少しお邪魔しました。

寄り道はここまで。お腹ペコペコなので、ランチです。

有名な川沿いにあった、オシャレなラーメン屋さんで煮干しラーメン(塩)を食す。
煮干しラーメンは醤油、鰹昆布そばは塩が良いと、後で知る・・・。

お腹が満たされたら、ちょっと気になった「山車会館」へ行ってみることに。

八坂神社の境内にあった山車会館
鳥居にこうやって国旗掲げるの、初めて見た。

この辺りはお祭りが有名だそうで、4mを超える山車を作って練り歩くみたいです。伊能忠敬記念館との共通券で800円です。時間があれば是非、迫力のある山車を見てみてください✨

 

続いて、目的の伊能忠敬記念館へ。

映画で、地図を作るための測量の仕方を見ていたので、感無量です。日本地図は1枚の紙に収まりきらないし(収まらないどころか、複数枚から成る)、1つずつかなり大きいのだけど、そこに細かく地名が記されているのを見ると、何とも言えない気持ちになる。国土とは・・・。小さい島国と言えど、日本も大きいんだ!と、子供みたいな感想を抱きましたw

国宝・大図(佐渡島全域)
一部のエリアで写真撮れました。感動しました。

山や海にうっすら色が付いていて、それはそれで胸に沁みました。

測量機器の展示もあり、十二分に楽しめました。

 

記念館を出たら、川を挟んだ向かいにある伊能忠敬旧宅へ。こちらは国指定史跡になっており、日本遺産の1つです。

伊能先生のお屋敷と、像

伊能先生は、酒造家に婿入りしたのですが、20年で業績を3倍以上にしたそうです。とても大きな家でした。ただ、この日が寒かったのでより感じたのですが、木造の、昔の家は本当に寒いですね・・・。工夫はされていたのでしょうけれど、現代人には耐えられない寒さではないかと想像します・・・。

 

記念館→旧宅が、順番としては良かったかと。

ちなみに旧宅は見学無料、記念館は有料です。

 

この後、川沿いの町並みを見ながら、途中酒屋さんによって日本酒を購入し、佐原駅へ向かいました。

川沿いに、こんな感じ(右)の像が点在していた。コレはいったい・・・?

3時間かけて行った佐原観光はこれにて終了。滞在時間2時間半でしたw

今回は珍しく無計画に旅してみましたが、帰りの電車が気になって、これでやめてしまいました。佐原は、菖蒲の季節が良さそうです。12月末は、寒かった!!それと、誰かと行って舟に乗るのも良さそうでした。暖かい時期に。

佐原駅前に建つ伊能忠敬
佐原には、何体か伊能先生の銅像があります。

佐原駅。趣があります。なんとなく、岩手県平泉駅と似ているような・・・

さて、帰ろう・・・
とはならないのが私。欲張りなんです。

ちょっと長くなったので、続きは次回・・・(´・ω・`)

福井に行く。

 

46/47都道府県チャレンジは福井県となりました。

本当は来年の新幹線開通で、福井を47県目に、達成しようと思っていたのですが、よく考えたら小松空港から行けることに気付き、JALのタイムセールを使って行ってきました。

 

今回も朝イチの便で出発します。

空港リムジンバスで福井駅まで行けます。交通系ICは使えないけど、VISAタッチ決済できます!所要時間は1時間弱です。  

リムジンバスの空港への到着が遅れて、小松空港を見学しました。何度か利用している空港だけど、北陸地方の文化?を伝えるエリアがあるのは初めて知りました。

リムジンバスの到着は、空港の方がアナウンスで知らせてくれたので、帰りに買うお土産の下見もできました。

恐竜博士

9:30過ぎ、福井駅に到着後は駅周辺を少し見学し、トイレを済ませ、バスを乗り換えて永平寺へ。永平寺へは乗り換えなしのバスか、えちぜん鉄道とバスを乗り継ぐ2通りの行き方があります。

私は直通のバスをチョイス。こちらもVISAタッチで乗車できました。ほんと、便利!

バスに揺られること30分、ざわつく金曜日でアップルパイを紹介された、アトリエ菓修さんの前に到着です。実は福井旅、2つ目的がありまして。1つはこのアップルパイを食べる、もう1つは従兄弟の赤ちゃんと初対面する。でした。

行ったのは9月中旬の水曜日。メニューを見るとなんと、メモ書きが・・・↓

まさかの週末からの発売開始で、食べられず・・・

あと3日でした。泣きました(笑)

 

気を取り直して、永平寺へ。

最初にホールみたいなところで、見学のポイントを説明してくれます。時間がなかったので途中で退出しましたが、それもOKです。永平寺動線が決まっており、非常に見学しやすかったです。

中庭と、まるでロイヤルハワイアンのような吹き抜けが本当に心地よかったです。一応椅子も設けてあるのですが、数が少ないです。

左:中庭 右:吹き抜け

バス停に到着した10:30→帰りのバスの時間11:30というハードスケジュールでしたが、なんとか余裕をもってバス停に戻れました。永平寺行きのバスは満席だったけど、帰りのバスは空いていたので、のんびり福井駅に戻りました。

 

12:00 福井駅到着後、ハピリンという駅前にあるショッピングビル内のくずし割烹ぼんたというお店で、ランチしました。福井近海の海で取れた刺身の定食ということでチョイスしましたが、刺身が美味しくて衝撃を受けました。

という話を後日叔母にしたら、福井西武のレストラン街にある寿司屋がこれまた衝撃の美味しさだったそうです。私たち、道民です。それなりの刺身を食べてきたつもりでしたが、めちゃくちゃ美味しかったです。

お造り御膳1,760円

ランチ後は

福井西武(銘菓コーナーが1階にあって衝撃。この配置は初めて)

福井西武

福井城址(県庁の真横にある。1948年福井地震で崩れた石垣をそのまま残していて、胸がぎゅーって締め付けられた。地震怖い。でも、こういう遺跡は意外と大事なのかも。)

地震で崩れた石垣を上から

親玉菓舗(13:30頃伺ったら、目当ての六方焼が完売しており、予約して15:00に再来店することに。絶対食べてみたかったので、焦る。初めて食べた六方焼、美味しかった♡)

飲み屋街にある。

松岡軒(羽二重餅で有名なお店のカフェで一休み。貸切状態で、逆にちょっと落ち着かなかったw)

松岡軒の冷抹茶、かき氷セット(夏季限定)

親玉菓舗の予約までまだ時間があったので、松岡軒の裏にあるポートからシェアサイクルして、

養浩館へ。

福井藩松平家の別邸だそうです。静かで、水の音が癒しで、大好きな空間でした。しばらく、畳に座ってぼーっとしました。この旅で、一番好きな場所だったかも。

左:室内 右:池と建物

15:00 親玉菓舗に六方焼を買いに戻り、田原町というところまで自転車で行き、そこからバス(通常の路線バス、現金のみ)を乗り継いでスタバへ。福井県のスタバチャレンジもクリアしたところで従兄弟と合流。バタバタだったけど、一人旅終了。

 

従兄弟宅へお邪魔した後、奥さんのおススメもあって、東尋坊へ連れて行ってもらうことに✨まさか行けると思っていなかった(けど行ってみたかった)ので、小躍りしました(笑)

入り江から、観光船が出ている模様

太陽が、本当にきれいでした。

修学旅行生や観光客で賑わっていたので、自殺の名所とは思えなかったし、恐怖も感じずただただ太陽と、広がる海の美しさに感動しました。でも、この近くには電話ボックスがあって、ホットラインの電話番号が書いてあるそうです。最後に思いとどまってほしいという願いを込めて。そうなんだ・・・。

 

このあと、芦原温泉駅まで送ってもらいました。

ホームで少し電車を待っていたのですが、小虫が大量発生していました。白い服を着ていたから、服にも、なんならバッグにまで侵入してましたwこういう自然に触れたの久しぶりで、なんか懐かしい気持ちになりました。

 

18:27の電車に乗って18:56小松駅に到着。

空港行のバス(19:15発)まで20分弱しかありませんが、小松空港で食べたいなと思う食事がなかったので、小松駅で調達することに。

小松駅にも新しい商業施設がオープンしつつあり(当時)、その中でテイクアウトできるお店があったので、行ってみました。

焼きめし つねを

名物焼きめし(小)と山賊からあげ 860円

小松空港の検査場を通過した後、売店でビールを買って、待合で頂きました。

やきぶたも入ってるのに、からあげも買っちゃって肉肉しいし、焼きめし小を選んだ割にボリュームがすごくてお腹パンパンになったけど、疲れた身体をしっかり癒してくれました♡

 

ちなみに、小松駅から小松空港までのバスは普通の路線バスで、交通系ICは使用不可、現金は10,000円札使えないのでご注意を。

 

福井旅も大変充実したものとなりました。

これで残すところ、岐阜県のみとなりました。

いつ行こうかな♪

 

黒野伸一著『国会議員基礎テスト』を読んで。

赤い表紙に白抜きの表題、一瞬、本当にそんな試験があって、その試験について描いてある本なのかなと思いましたが、小説でした。

実は、国会議員の秘書をしていたことがあります。
この本を読んでいて、当時のことを思い出しました。
全てが同じとは言いません。
でも、こういう世界だなって、改めて思いました。

派閥に入らなければ選挙にも出れない。
派閥に入るために、派閥の長に気に入られるよう足を運ぶ。
本来は、能力を存分に発揮し、国民にとってより良い政策を考えられる人がリーダーシップをとって、国政を担ってほしいと思うのが国民の想いだと思うのですが。
権力がモノをいう世界、究極的にダサい世界が、日本を動かしていることにがっかりして、秘書の仕事に見切りを付けました。

付いていた代議士は、けっこう好きでしたが。

なかなか面白い本でしたのでぜひ。

池井戸潤著『鉄の骨』を読んで。

なんか色々やる気が出なくて、でも読む本がない状況も耐えられないからどうしよっかな~と思ってたら発見!でもどうしても読む気になれず、3日くらい放置しちゃいました(´・ω・`)

 

 

がしかし!!

読み始めると止まらない・・・

いつもは23時30分には寝るようにしてるんだけど、0時を回っても寝れない日が数日続いたのです!(体力的に夜通しは無理です(笑))

 

内容は、建設業界の談合の話です。

止まらない程面白いので、是非読んでみてください。

困ったら池井戸潤、で間違いないと思います。

 

ところで。

ちょうど求人メールが届いて、非常に気になる企業だったので悩んでいました。

でも、応募するのやめました。きっかけはこの本。建設業界の会社だったのです。

この本が出版されてから14年が経過していますが、なんとなく、旧態依然とした業界なのかな、と思ってしまったからです。

 

でも。私がいま働いている会社も、私と同い年ぐらいの社員でさえ「慣習で~」とよく言っています。慣習がなんだ、その慣習がおかしければ、変えようという気概はないのか!と、気の強い私は思ってしまいます。

 

だから、あの会社、応募すればよかったかな、なんて。お給料、結構上がりそうだったので・・・。久しぶりに、ちょっと悩んだ数日でした。

長崎の椿茶

今日は久しぶりに、お茶の紹介をします!

お茶のこと、ちょっと忘れていました。

 

今回は、長崎県五島市の椿茶です✨

 

椿茶って味を知らずに買いました。

どんな味かと思って飲んでみたら、なんと甘い!!

砂糖入ってるの?ってくらい甘いのですが、入っていません!なんと、砂糖の100倍‼の甘さがある「あま茶」がブレンドされているのが、甘さの秘密でした(*ノωノ)

 

あま茶なるものもあるんですね・・・。

 

この椿茶も効能がすごくてですね、

・血糖値上昇抑制作用、脂質代謝改善作用による体質改善とダイエット効果

・アレルギーやストレスの改善 など

(㈾椿乃HPより)

 

味は、紅茶と中国茶の中間みたいな感じでしょうか。飲みやすいし、なくなったらまた買いたいお茶の1つです!

 

長崎空港のお土産屋さんで見付けました!良い出会い♡

近藤史恵著『ときどき旅に出るカフェ』を読んで。

友人からの郵便物の中に、この本も同封されていました。

 

独身女の主人公と、その元同僚で毎月旅に出るカフェの店主が繰り広げるお話。

優しい空気感でどんどんページが捲れて行きます。一気に読めます。カフェ店主がカフェで出す料理も食べてみたいし、わくわくします。

 

そんな二人を介して、周りの問題が解決されて行くのはある意味ミステリーの分野になるのでしょうか。

 

後半になるにつれて、柔らかい雰囲気に冷たい風が吹いて、空気が変わります。それがまた面白い。近藤史恵さんの他の本も読んでみたいと思いました。