『レイモンさん』がとても面白かったので、植松三十里さんの作品をもう少し読んでみたいなと思いまして。図書館で蔵書を探していたところ目に入った一冊です。
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というのもこの本、佐賀藩主・鍋島直正が主人公なのです。2月に佐賀城で、佐賀県の日本の近代化への貢献度の高さというか、先見性に感動しました。佐賀県への興味というか、鍋島直正への興味がちょうどある今、この本に出会えたのはうれしいの一言に尽きます。
佐賀城で1時間以上みっちりと、鍋島直正が導いた日本の近代化について学習したので、この本はその肉付けのような感じになりました。話を聞いたり、佐賀県を歩いたりして土地勘も付いた分、内容がスルスルと入ってきまして。
鍋島直正すごい!という思いがより一層募ったのでした。
佐賀城に行ったら是非、ボランティアの方の話を聞いてみてください。
もちろん展示物があって説明書きもあるので、時間がなければそれを見るだけでもいいかもしれませんが、私はボランティアの方の話を聞くことをお勧めします。佐賀県をというか、鍋島さんを完全にリスペクトしております笑
この本を読んで、ますますその思いが強くなりました。なんなら、日本史の幕末は苦手なのですが、ちょっと興味を持つきっかけになりそうな感じです。
植松さんの本は、文章が柔らかく、ス~っと内容が入ってきます。とても読みやすいです。もう少し他の本も読んでみようと思いました。